言語化能力を養うべくPodcastを始めました
tweetでもよかったんですが140文字では少し足りないなと思ったので雑に記事を書きます。
言語化.fmというPodcastを始めました
友人である@d_dateと一緒にはじめました。
きっかけ
初回の収録でも喋ったんですがここ2,3年、自分と考え方や文化が近いメンバーと働く機会が多くなってきました。
それはいいことなんですが、そうなるとコミュニケーションが割と雑でもいろいろとうまく回る感があってそれに自分が甘え続けた結果、自身の言語化能力が年々下がってることに気づきました。
言語化能力なくても仕事できる場所に居続ければいいじゃん、という考え方もありますがさすがに100%雑なコミュニケーションでチームメンバーとして成果を出せるわけはないし、考え方や文化圏の違う人と働くこともある(し、働きたい)のでこれはまずいなと思った次第です。
なぜPodcastなのか
いくつか案はあると思うんですが自分の中で確固たる考えはあるのにうまく言語化できないな、というものがあるときはシンプルに言語化が得意な人に壁打ちすると整理されたりするかなー、そしたら信頼できる人と定期的にお喋りできるといいな、と思ってのPodcastです。
わざわざ公開しなくてもいいよねという考えもありつつ、等身大の自分の考え方を残しておくと後々便利かもなという気持ちもあり一旦やってみるかという感じです。
アウトプットは正義
基本的には私がうだうだと喋ってるのをdate氏がいい感じに捌いてくれるPodcastになってますが、暇な人とかは聞いてみてください。
2021年振り返り
いろいろあった気がする
- 転職した
- いろいろ治した
- ライブにたくさん行った
- 入籍した
転職した
詳しくは書いたのであまり語らないですが楽しく働いてます。
前職もオフィス移転して拡大したりと粛々とやっているみたいなので自分も負けずに粛々と来年もやっていこうと思います。
いろいろ治した
歯医者からの親知らず放置できません宣告をきっかけに億劫になってた健康対策をいろいろとやった。
主に以下。
- 親知らず2本抜く
- いずれも水平埋伏歯で下側
- 健康診断で引っかかってた肝臓系の改善
- 平たく言うと脂肪肝(お酒ほとんど飲まないのに…)
- 食事管理と筋トレした
- 鼻詰まりと鼻炎アレルギーの手術
- 鼻中隔湾曲矯正術 + 下甲介粘膜切除術
はっきり言ってそれぞれそれなりにしんどかったけど人生がまだ続くのであれば一番若い今やっとくのが楽だろうということでやった。
特に鼻の手術はなかなか興味深い上にあまり体験談がwebに転がってないので別記事で書く予定。
ライブにたくさん行った
これは今年に限ったことではないんだけどライブにたくさん行った。
コロナ下でライブ事情どうなってるねん、という人が大半だと思うのでざっくり説明するとライブ自体は2021年の9月頃から復活してる一方、依然として厳しい制約下の下、なんとか運営しているのが現状。
特に感染状況が厳しいタイミングでは規模の大きいものは中止を余儀なくされたものも少なくなく、元通りになるまでの道のりはまだまだ長いかもなぁ、という感じです。
とはいえ音楽業界もライブをしないと文字通り死んでしまうし私みたいなライブキッズもライブが無いとメンタルが死ぬので今できる形で開催し続けているという感じ。
今年行ったライブは以下にまとめました。
個人的ベスト3を勝手にまとめる
9/27 Love Like Pop vol.22
コロナ渦になってから初めてのaikoのライブ。推しの生存を確認できてボロ泣きした
結婚おめでとうございます。
12/19 ポルノ超特急 Day3
好きなアーティストであるROTTENGRAFFTYが主催してるフェス。
本来はもみくちゃになってあざだらけになって帰ってくるようなフェスだが当然、声も出さずに立ち位置が指定された状態での開催だった。
トリでの演奏が本当にエモすぎて泣いた、一生ついてく。
5/2-5 JAPAN JAM 2021
ゴールデンウィークに行われた野外フェス。当時は感染状況が芳しくない状況である一方、このフェスの主催者の状況も本当に厳しくて中止でなく開催が決断されたフェス。
そのこともあって期間中は朝のワイドショーなりSNSでボロクソに叩かれたりして複雑な思いを抱えながら参加してたけど、そのタイミングで参加してたからこそ参加者のモラルが本当に高くて感動したイベントでもあった。
余談
余談だけどコロナ渦になって自分の好きなものが叩かれる側に回ったことでなんというか妙な悟りを開いた感があってコトに対してやさしくなった気がする。
禁止されてても飲食店を開店してるのも生きるためだし、出社するのも生きるためだし、政治家も叩かれるために政治してるわけじゃないし少なくとも自分は理解の浅いまま蚊帳の外から石を投げるような人間には絶対になりたくないと思わされた1年間だった。
みんなマジで生きてるだけで偉い!!!!!!
入籍した
対面で会った人とかには伝えてるんですが今年の3月に入籍しました。相手は一般女性です。
元々、同棲してたので特に生活が激変したわけではないですが穏やかに過ごせています。
来年は
ここ2年くらい、自分自身のアップグレードが滞ってる感がすごいので今一度、帯を締め直す1年にしたい気持ちが強い。
会社が成し遂げたいことに自分がついていけるよう頑張るぞい。
あとは物理の自分もアップブレードしていきたいので運動のお誘い待ってます。
最後に昨日ノリで行ったら最高だったほったらかし温泉の写真をのせて終わりです。良いお年を!
近況報告その2 - 10Xに入社しました
前回のあらすじ
10Xに入社しました
8/16から10XでSoftware Engineerとして働き始めました。
なぜ10Xなのか
次の会社を探す際、軸にしていたのは以下の2点でした。
- 共感できるプロダクトを作れること
- プロダクト作りのことを考える時間を多く取れること
これを実現できる組織の中で10Xに入社することにしました。
Stailerというプロダクト
10Xは現在、小売チェーンのECの垂直立ち上げを実現するStailerというプロダクトを主軸にしています。
このStailerへの共感が強かったのが入社理由のうちの1つです。
自分は関わったプロダクトでどれだけ人を幸せにできるか
がモチベーションにつながるのですが、Stailerはその面において大きな可能性があると感じてます。
Stailerを一言で表現するなら小売事業者のECの垂直立ち上げをするサービス
なんですが、ECを立ち上げる際の現実世界は想像以上に複雑で難易度の高い世界です(この複雑さはメルカリ、ELYZAで痛いほど知りました…)。
この高難度なサービスを、ECを立ち上げる事業者、ECを利用するお客様にひたすら丁寧に向き合い、ここまで成長してきたStailerをシンプルに「すごいな…」と思いました。
また、今がまだまだゴールでなく旅路の途中で、会社の言葉を借りるなら事業を10xするのはまだまだこれから、というところにシンプルにわくわくした、自分も力になれるなら参加したいと思った次第です。
10Xという組織
10Xは選考プロセスにトライアルがあります。
このトライアルでは社内のSlackやNotionを開示した上で自身でイシューを決め、それに取り組むという内容なのですがこの過程で強く感じたのがValueの浸透具合、そしてメンバーが高いレベルでそのValueを体現していたことです。
その結果、プロダクトのイシューを素早く見定め、プロダクトアウトし、少しずつ着実に、しかし非連続にプロダクトを成長させる組織ができていると感じました。
正直なところ、今の実力で自分が10XのValueを体現し、アウトプットが出せるか不安だったのですが、それでもチャレンジし、Stailerの未来を自分の手で作ってみたいという気持ちが強く入社を決めました。
入社してどうか
まだ2週間程度ですがとても楽しいです。楽しい。
CEOのyamottyさんがやってるZero Topicで直近に10Xに入社したメンバーがゲストの会をこっそり聞いてたんですが、それで予習した通りどかんとでかいイシューを任されて早くアウトプットしていかねば、という気持ちです。*1
軌道に乗ってるプロダクト作りに関わるのが地味に久々なので勘を取り戻しつつ、DartとFlutterを勉強しつつ、10Xメンバーとして早く胸を張れるようにならねば、と思う毎日です。
転職活動
special thanks
前回の転職時にあまり休みを取れなかったので今回はゆっくりいろんな会社の話を聞きました。
忖度なしにおもしろい会社ばかりでいい時代になったなーと思います(今までの自分が無知だったのもあると思いますが…)。
最終的に正式に選考に進んだのはドクターズプライムと10Xで、最後は本当に迷ったうえで10Xにしました。
ドクターズプライムでは1ヶ月近く業務委託として働かせてもらったうえに、同社経由でメドピア社の新型コロナウィルスワクチンの職域摂取に参加させていただきました。
ドクターズプライム社、メドピア社ともにありがとうございました🙏
ドクターズプライム社、本当にいい会社ですし10Xとはまた違った形で世の中をよくしようとしてる会社なので興味ある方はぜひ。
(転職報告で他社の宣伝するのどうなんだと思いつつ、素直におすすめできるのと恩を返したいというエゴから書きました)
宣伝
もちろん10Xも一緒に働ける仲間を探してます。
フェーズとして本当に面白いタイミングに入り始めてると感じますし、合う人はとことん合う組織だと思います。
興味ある方はぜひお声掛けを!
近況報告その1
tl;dr
- 2020/5~2021/4の間、株式会社ELYZAでSoftware Engineerとして働いたのでその話
- ELYZA社にはとても感謝してるのでELYZA社宣伝が半分、なぜ感謝してるのに退職したのか話が半分
- 現在は退職して無職ですが、次の職場が決まって落ち着いたので近況の話
近況
特に入社エントリを書かなかったり、大々的に(?)発信してなかったんですが去年の5月に株式会社ELYZに参画してました。
そこからぴったり1年間、働いて先日の4月末で退職しました。
ELYZAでの1年間
そもそもの入社のきっかけですが、メルカリを退職する前からずっとお話を聞いており興味を持っていました。
メルカリでの退職を決めてからきちんと話を聞き、業務委託期間を経て入社しました。
入社の動機は端的に言うと3つです。
1. 働いてるメンバーが魅力的だった
一番最初のきっかけはメルカリで同僚だった@tarunonさんが声をかけてくれたことでした。
彼は最も尊敬するエンジニアの一人で、理由を書き出すと趣旨が変わるので省略しますが私としては彼が声をかけてくれるということだけでめちゃくちゃ光栄だったし、シンプルに一緒に働いてみたいという気持ちがとても強かったです。
ELYZAはそんな彼が次の職場として選んだ場所だったのでそこで働くメンバーも、チープな言い方ですが優秀なメンバーが多くそれが大きな魅力でした(そしてこれは今も間違いなく変わりありません)。
2. まだ型が決まりきってない小さい組織で働いてみたかった
自身の経験として1社目はアイスタイル、2社目はメルカリで働いてきましたがどちらでも共通して経験したのが「数百人規模から1000人規模まで短期間で急成長する」ことでした。
特にメルカリで働いてた間の企業成長は本当に目まぐるしいもので上場から数え切れないほどの組織改変を経験させてもらいました。
それ自体は基本的に楽しいもので変化し続けることが好きな自分としては大歓迎でしたが、一方で企業が急成長する過程で伴う痛みを社員の立場として感じることも少なくありませんでした。
その痛みに対する基本的な私の考え方としてはその時の立場でできる問題解決はする、立場が問題の大きさに追いつけなくなったら立場を変える or 順応する or 場所を自ら変えるの3択でした。
アイスタイル、メルカリ共に基本的には逃げないようにしつつも最終的には自分が合わなくなったな、という感覚を信じて退職しましたが会社員として働いていく以上、この問題は半永久的に付き合っていく必要があり、一方で変化し続けることを望み続けるのであればどの企業に行っても最終的にはこの選択を迫られ続けることに漠然とした「このままでいいのかな」感を感じました。
それを踏まえて、次の会社では「会社 ⊃ 自分」という構図でなく、「会社 ≒ 自分」として働ける場所で一回チャレンジしてみたい気持ちがありました。
つらつら難しく書いたけど要するに「会社ガー、経営陣ガーと文句垂れる人材やり続けるなら自分が一回そっちの立場になって痛い目見てみよう」と思った、という話です。
3. 技術ドリブンな働き方をしてみたかった
新卒の最初の1年を除いて、今までは特定の技術を掘り下げるというよりはプロダクト作りに必要なものや可能性が広げられそうなものを中心にキャッチアップする動き方をすることが多く、特定技術を掘り下げ続ける同世代や同僚を尊敬しつつ少しコンプレックスを持ってたりしました。
そういう自分にとってML分野の技術を磨きに磨いてそれを活かす、というELYZAのアプローチは新鮮でありチャレンジしてみたい命題でもありました。
実際に働いてみてどうだったか
先述した3つの期待値は入社後もギャップがなく働ける環境でした。
特に2点目は大きいポイントで、自分が入ったタイミングではまだまだサービス開発の型も定まってなかったり、組織レベルで言うとMission/VisionやValueが言語化されていなかったりしていたので自分の中の今までの貯金をどういう形でアウトプットするかを考える過程は楽しかったです。
また、小さい組織なので大胆なチャレンジもしやすく、1週間業務時間を丸々ML勉強に当てさせてもらったり、Software Engineerでない別のroleにチャレンジさせてもらったりもしました。
なぜやめたのか
一言で言うと自分がモチベーションを感じる志向と会社の向かう方向のミスマッチを感じたからです。
入社したタイミングでは会社として目指したい世界や起業時の想いは当然ありましたが、そこにどのように、どんな方法で向かうのかが言語化されていないフェーズでした。
それが私のいる1年間の間で徐々に解像度が上がっていき、それに伴いミスマッチを徐々に感じるようになった、という感じの流れです。
会社に対する不満等はまぁ0だと言ったら嘘になりますがそもそも今回の私の転職のテーマとして不満は解決する側に回る、というのがあるので生まれてきた不満は全部、自分が解決すべきだったが解決できなかった問題だった、というだけの話だと素直に捉えてます。シンプルに力不足!!!
やめたけどELYZAは本当に面白い会社
自分は目指す方向性が合わなかっただけで、ELYZA自体は面白い会社だと今も思っています。
「目の前にこんなに使える最新技術があって社会に役立てられそうな場面もあるのになぜ実現してないのか」を本気で感じてる日本屈指の頭脳を持つメンバーが集まってる職場です。
実際にはその最新技術と社会実装の間に大きな溝があるわけで、それをいろんな手段で埋められないか、それに本気で取り組んでいる会社です。
個人的にはずっと応援し続けたいですし、合いそうな人がいたら本気でおすすめしたい会社のうちの1つでもあります。
面白そうだな、と思った人はダイレクトに会社に繋げるのでtwitterなりでこっそり教えてください🙌
退職後は何をしてるのか
前回の転職活動期間が1回目の緊急事態宣言と被ってゆっくりできなかったり、1年間かけて自分が何にモチベーションを感じるか改めて気づいたのでダラダラしながら自分に合う会社をずっと探してました。
その過程で数社、お話を聞かせてもらいうち2社でお試し入社をして、そのうちの1社に行くことに決めました。
8月前半に親知らず抜き2本目、ワクチン2回目を経て16日から働き始めるのでその際にまた働き始める新しい会社のポストでも書こうかなと思います。
転職活動でお世話になった方々には本当に感謝しきれません。ありがとうございました。
今回いろいろ話を聞いてみて思ったのは、本当に面白そうな会社が増えたなぁということです。
体が5個あったらいいのになぁと何回も思いました(マジで)。
最終的に行く先を決める時も本当に迷いに迷って最後、毎日家でOculs Quest2のコントローラーを振り回しながら発狂してましたがまぁその話は後日!
ここまでつらつら文章書いて思いましたがコロナ下で人間力が下がるに伴い、日本語が本当に下手くそになってきてるのでまた定期的にブログ投稿したいですね。
fabfuel/ecs-deployを使うときに必要なIAM権限
やりたいこと
- GitHub Actions上でECRにDocker imageをデプロイ後、そのimageを利用するECSに空デプロイしたい
使ったもの
ちなみに調べると大体は下記を使う方法が出てくる。
が、今回の私の手元の構成だとtask definitionは別repositoryのterraformでpush, docker imageのもととなるアプリケーションはまた別repositoryという構成だったので使えない。
この構成がそもそもダメという説はある(当方、terraform初心者)。
ハマったこと
以下のエラーが出てデプロイができない
Unknown task definition arn: {task definitionの名前}
流れ、結論を超ざっくりいうと
- 原因はデプロイに利用していたIAMユーザの権限不足
- にも関わらずエラーはこれなので「コンソールだと存在するのに見つからないの…?」と混乱してた
- 実装コードを読みに行くとエラーを雑に丸めてtask not foundとしているだけになっていることを発見
- aws cliで直接実行して権限不足を確認
足りなかった権限
ecs:DescribeTaskDefinition
が足りなかった
エラーを握りつぶしてる部分
ここでcatchするClientErrorにはtaskが見つからない以外のエラー、今回なら権限不足のエラーも入ってくるが全部丸めてtaskが見つからないというメッセージが出力されてしまう。
ややこしいのは、この処理の前後では権限不足でもきちんとエラーを出してくれてるので対応できるのだがここにきてこれなので俺が悪いのか、となってしまった。
最終的に必要だった権限
{ "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Sid":"DeployECS", "Effect":"Allow", "Action":[ "ecs:DescribeTasks", "ecs:DescribeServices", "ecs:DescribeTaskDefinition", "ecs:RegisterTaskDefinition", "ecs:DeregisterTaskDefinition", "ecs:UpdateService", "ecs:ListTasks", "iam:PassRole" ], "Resource": "*" } ] }
反省
AWS初心者というのもあったが、まだよくわからんものは横着して便利ツール使う前に泥臭く触るべきだったなぁという気持ちになりました。aws cliありがとう。
特に面白い記事でもないんですが同じことで死んでる人のために記事を残す。
該当のコードについては気が向いたらPR出そうと思います。